在宅ワークの暑さ対策では、冷却グッズや飲み物をすぐ取れる場所にまとめ、机の上と空調のまわりをふさがない収納が役立ちます。特に、「使う場所の近くに置く」「熱がこもらない」「必要な物だけ出す」の3点を意識すると、仕事中でも無理なく対策を続けやすくなります。
在宅ワークの暑さ対策に役立つ収納アイデア
1. 冷却グッズを「暑さ対策ボックス」にまとめる
保冷剤、冷感タオル、うちわ、汗拭きシートなどは、ふた付きのボックスや取っ手付きのかごにまとめます。収納場所は、仕事をする机の横や足元など、立ち上がらなくても手が届く位置が便利です。
- 冷感タオルや汗拭きシート
- 交換用の保冷剤
- うちわや小型扇風機
- 薄手のひざ掛けや着替え
保冷剤のように水滴が出る物は、タオルや防水袋を一緒に入れておくと、収納ケースや机がぬれるのを防げます。食品と共用する冷凍庫で保冷剤を冷やす場合は、使用後に水分を拭き取ってから戻します。
2. 飲み物を置く場所を机の近くに決める
水やお茶などの飲み物は、机の横にワゴンやボトルホルダーを置くと、作業中に取りやすくなります。机の上に置く場合は、パソコンやキーボードにこぼれにくい位置を選び、ふた付きの容器を使うと安心です。
飲み物を何本も机の上に並べるのではなく、未開封のものは机の横のボックスにまとめ、使用中の1本だけを出す方法もあります。机の作業スペースを保ちやすく、飲み物を倒すリスクも減らせます。
3. 小型扇風機やサーキュレーターのコードをまとめる
小型扇風機やサーキュレーターを使う場合は、本体と電源コードを一緒に収納できるかごやボックスを用意します。コードはゆるく束ね、使用時にすぐ伸ばせる状態にしておくと、毎回の準備が簡単です。
ただし、電源タップや機器を箱の中で作動させたままにするのは避けます。機器の通気口やモーター部分を収納物で覆わず、使用中は周囲に熱がこもらないようにしてください。
4. 日差し対策グッズを窓の近くに収納する
遮光カーテン、サンシェード、窓用の断熱用品などは、使用する窓の近くに立てて収納します。窓から離れた場所にしまうと、暑くなってから取りに行くのが面倒になり、使わなくなることがあります。
カーテンはカーテンの近く、窓に取り付ける用品は窓際の収納ボックスというように、使う場所と収納場所を合わせるのがポイントです。窓の開閉や避難経路をふさがない位置に置いてください。
5. 机の下を「暑さ対策用の空きスペース」にする
机の下に収納を増やしすぎると、足元に熱がこもったり、扇風機の風がさえぎられたりします。机の下には、必要な物を入れた薄型のかごを1つ置く程度にして、足元と機器の周囲に空間を残すと使いやすくなります。
収納する物は、交換用タオルや保冷剤を入れる袋など、仕事中に使う物に絞ります。書類や使っていない機器まで置くと、風の通り道や足の置き場を狭める原因になります。
収納するときの置き場所を決める基準
暑さ対策用品は、次の3つの場所に分けると管理しやすくなります。
| 置き場所 | 向いている物 | 注意点 |
|---|---|---|
| 机の横・手元 | 飲み物、冷感タオル、汗拭きシート | パソコンに液体をこぼさない |
| 机の下・足元 | 交換用タオル、収納したコード | 足元や風の通り道をふさがない |
| 窓の近く | 遮光用品、サンシェード | 窓の開閉や通路を妨げない |
| 冷凍庫・冷蔵庫の近く | 保冷剤、水分を拭くタオル | 水滴や衛生状態を管理する |
収納を増やしすぎないための分け方
収納ケースを増やす前に、暑さ対策用品を「毎日使う物」「必要なときだけ使う物」「季節が終わるまで使わない物」に分けます。毎日使う物だけを机の近くに置き、使用頻度の低い物は別の場所に移すと、作業スペースを圧迫しません。
- 毎日使う物:飲み物、タオル、汗拭きシートなど
- 気温が高い日に使う物:保冷剤、小型扇風機、替えの衣類など
- 季節用品:遮光用品、収納用の予備ケースなど
同じ用途の物を買い足す前に、すでに持っている物を確認することも大切です。保冷剤やタオルを必要以上に増やすと、収納場所だけでなく、冷凍庫や洗濯物の管理にも負担がかかります。
パソコンや電源まわりを収納するときの注意点
暑さ対策のために風を送るときも、パソコンや電源機器の通気口をふさがないことが重要です。機器の上や周囲に布、書類、収納ボックスを重ねず、取扱説明書に記載された使い方を優先してください。
また、冷たい保冷剤をパソコンやスマートフォンの近くに直接置くと、結露によって水分が付くおそれがあります。冷却用品はタオルで包み、電子機器から離れた場所で使います。
電源コードは足に引っかからないように壁際へ寄せ、必要に応じてコードクリップなどで固定します。ただし、コードを強く折り曲げたり、束ねたまま高い電力の機器を使ったりしないようにしてください。
収納だけでは暑さを解決できない場合
収納は暑さ対策を続けやすくする方法であり、室温や体調の問題を解決するものではありません。部屋が暑い、汗が止まらない、頭痛やめまい、吐き気などの不調がある場合は、作業を中断して涼しい場所へ移動し、水分を取るなどの対応を優先します。
冷房や換気を使う場合も、収納ボックスや家具で吹き出し口・吸い込み口をふさがないようにします。暑さが続く部屋では、収納方法の見直しだけでなく、空調、日差し、作業時間、休憩の取り方も合わせて見直してください。
まず整える収納の順番
- 仕事中に使う暑さ対策用品をすべて集める。
- 毎日使う物と、使用頻度の低い物に分ける。
- 毎日使う物を、机の横など手が届く場所にまとめる。
- 飲み物や保冷剤を、電子機器から離れた場所に置く。
- 扇風機、電源コード、空調の周囲に風の通り道を残す。
- 実際に仕事をしながら、取り出しにくい物だけ配置を変える。
在宅ワークの暑さ対策では、冷却グッズを机の近くにまとめ、飲み物・窓まわり用品・送風機器をそれぞれ使う場所の近くに収納するのが基本です。手が届くことだけでなく、通気性、水濡れ、電源まわりの安全性も確認して収納場所を決めてください。







