在宅ワーク中の冷房温度は何度に設定する?

在宅ワーク中の冷房温度は何度に設定する?

在宅ワーク中の冷房温度は、まず26〜28℃程度を目安に設定すると調整しやすくなります。迷ったら27℃前後から始め、室温や湿度、暑さの感じ方に合わせて変更しましょう。

なお、「冷房の設定温度」と「実際の室温」は同じではありません。外気温、日当たり、部屋の広さ、エアコンの性能によって室温は変わるため、設定温度だけでなく温湿度計も確認することが大切です。

在宅ワークの冷房温度は27℃前後から始める

デスクワークは体をあまり動かさないため、暑さを感じる場合は26〜27℃、冷えやすい場合は27〜28℃を目安にします。最初から28℃に固定するのではなく、仕事を始めて30分ほど経ったときの体感で調整してください。

感じ方 冷房の設定温度の目安 調整方法
暑くて集中しにくい 26〜27℃ 風量を上げる、風を体に直接当てない
特に暑くも寒くもない 27〜28℃ 室温と湿度を確認しながら維持する
足元や腕が冷える 28℃前後 風向きを変え、風量を下げる

この温度は一律の正解ではなく、在宅ワークの環境に合わせた目安です。パソコンの発熱や日当たりによって暑くなる部屋では、同じ設定温度でも体感が変わります。

「28℃」は冷房の設定温度ではなく室温の目安として考える

よく使われる「室温28℃」という目安は、エアコンのリモコンに表示する設定温度そのものではありません。冷房を28℃に設定しても、部屋の実際の温度が28℃になるとは限らないためです。

たとえば、室温が30℃で湿度も高い場合、冷房を28℃に設定していても暑さを感じることがあります。反対に、冷房の風が直接当たる場所では、室温がそれほど低くなくても寒く感じることがあります。

冷房温度は室温と湿度を見て調整する

在宅ワーク中は、温度だけでなく湿度も確認しましょう。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、同じ室温でも蒸し暑く感じやすくなります。

  • 温湿度計を、エアコンの風が直接当たらない机の近くに置く
  • 朝、昼、夕方で室温と湿度を確認する
  • 日差しが強い時間帯は、カーテンやブラインドも使う
  • 湿度が高いときは、除湿運転も選択肢にする

除湿運転には、室温を下げるタイプと、温度をあまり下げずに湿度を下げるタイプがあります。除湿にしても暑い、または冷えすぎる場合は、冷房運転に戻して設定温度や風量を調整してください。

冷房の風を直接当てないと冷えすぎを防げる

冷房の設定温度を上げても寒い場合は、温度だけでなく風向きと風量を変えます。冷たい空気は下にたまりやすいため、足元に風が集中すると、上半身は暑いのに足だけ冷えることがあります。

  1. 風向きを水平または上向きにする
  2. 風量を「自動」にするか、強すぎない設定にする
  3. サーキュレーターや扇風機を使う場合は、風を体に直接当てず、部屋の空気を循環させる
  4. 30分ほど経ってから、暑さや冷え方を確認する

冷房の風が顔や手に当たり続けると、室温が適切でも不快に感じることがあります。机の位置を変えられない場合は、風向きの調整を先に試すとよいでしょう。

冷房温度を下げても暑いときの確認点

設定温度を下げても暑さが続く場合は、次の点を確認してください。

  • エアコンのフィルターにほこりがたまっていないか
  • 室外機の周囲が物でふさがれていないか
  • 窓からの日差しが部屋に入り続けていないか
  • パソコンやモニターなどの発熱が机の周囲にこもっていないか
  • 設定が冷房ではなく送風になっていないか

これらを確認しても冷えない場合は、エアコンの能力や故障が関係している可能性があります。異常な音や水漏れがある場合は、無理に使い続けず、取扱説明書やメーカーの案内を確認してください。

在宅ワーク中に暑さや冷えを感じたときの判断

汗が止まらない、頭痛やめまい、吐き気、強いだるさがある場合は、仕事を続けるよりも涼しい場所で休み、水分を補給してください。症状が改善しない場合や意識がぼんやりする場合は、周囲に助けを求め、必要に応じて医療機関や救急窓口へ相談します。

反対に、手足の冷え、肩こり、寒気を感じるなら、設定温度を上げるだけでなく、風向きと風量を調整しましょう。ひざ掛けや薄手の上着を使う方法もありますが、室温が高いのに強い寒気が続く場合は体調の変化にも注意が必要です。

在宅ワークの冷房温度設定の結論

在宅ワークの冷房は、26〜28℃を目安に、まず27℃前後から設定すると調整しやすくなります。設定温度だけで判断せず、机の近くの室温・湿度、風の当たり方、仕事中の体感を確認し、暑ければ下げ、冷えれば上げてください。